守谷市高野の海禅寺の近くに成田山不動明王の石碑があります。
この石碑、おばけ石と呼ばれていてます。
というのも、昭和50年(1975)に近所の小学生が石碑に人の顔が写っている
といったのがきっかけになって、その噂がひろまり、テレビや週刊誌などで紹介されて、
しまいには成田山の坊さんが来て祈祷して行くという騒ぎになりました。
当時、見物客が殺到して近くの道はクルマの大渋滞・・・・という有様だったそうで。
ちなみに、石碑近くに建つ海禅寺は平将門ゆかりの寺。
成田のお不動様は将門を調伏するためにはるばる京の都から関東までやってきた
将門にとってはいわば仇。
事実、成田のお不動様に戦勝祈願した藤原秀郷によって将門は殺された訳で、
この石碑に顔が現れたのはその怨念によるものだなどといわれたものでした。
さて、写真を撮ってきましたが、石碑に顔が写っているでしょうか?
石碑にはお不動様の絵が描かれ、成田山という文字は見えます。
いわれてみれば、「成田山」の文字の上あたりに顔らしいものが見えなくもないかなぁ??
ネコ好きとしては、中央の白っぽい部分がネコのように見えたりもして・・・。