守谷市とつくばみらい市の境あたり、新守谷駅から歩いて10分足らずの所に、
禅福寺が建っています。戦国時代、このあたりは筒戸城という城でした。
今は寺や住宅地になっていて注意深く地形をみないと城だったかどうか分かりませんが、
それでも土塁などは残っていて、いわれてみれば城址なのだなと納得できます。
守谷城から直線距離で約2キロ程、高井城も守谷城から直線距離で同じくらいの所、
このあたりには城址が多いです。
昔、小貝川から続く沼地沿いの台地に次々と城が造られたということなのかな?
禅福寺は木々におおわれて新緑の綺麗な寺でした。寺を紹介した文章に、
「禅福寺の創建は承平元年(931)、平将門が開いたのが始まりと伝えられています。
将門は妙見信仰に帰依していたことから十一面観世音を祀ったとされ、
境内には将門の子孫とされる相馬氏の墓碑があります。
江戸時代には寺領13石8斗余の朱印状を賜っています。
境内は筒戸城二の丸跡で、城主だった筒戸氏も相馬氏の一族だったと思われます。」
というものがありました。 禅福寺は平将門が開いたのが始まりということは、
城の二の丸に十一面観音を祀る所があって、それが禅福寺の前身と解釈してよいのかな?
妙見様といえば、高井城址には妙見堂があり、守谷城趾にも妙見廓がありました。
上の写真は禅福寺前の道沿いにある筒戸城の説明板。
下の写真は新緑の禅福寺境内です。
音楽はマイルスデヴィスの The sellar door から。
この6枚組 CD はキースジャレットのエレビを堪能できる数少ない?アルバムです。
この頃のキースは面白かった。
http://www.youtube.com/watch?v=Iq5T4-bhSoA
キースジャレットといえば、スタンダードトリオのCD 'Somewhere' が発売されました。
輸入盤の発売はもう少し先、楽しみです。