仏島山古墳

昨日紹介した廃屋のようなお堂のすぐ近く、取手市岡台地のふもとに仏島山古墳があります。詳しくは説明板のとおりですが、その昔、地元では将門の墓だという言い伝えがあったそうです。しかし、６世紀に造られた古墳だとすると、将門の墓ということはありえませんね。
説明板のとおり、現在は土砂が取られてしまったこともあり、すぐそばまで人家が迫っていたりして「山」という感じは全くしませんが、それでも写真のように遠くから見ると古墳の所だけ、あたりの田圃よりも少し高くなっています。
取手市のホームページに、
「かつて一帯は「岡知らず」と呼ばれ、地元の人々も迷うほどの草木が茂る場所だったということです」
と書かれていましたが、現在の様子からはまったく想像できません。

平成１７年、藤代町が取手市に合併されるまでは藤代町の文化財史跡に指定されていましたが、合併と同時に何故か指定解除になったようです。