Hatibei's music blog

以前は写真ブログでしたが、最近はもっぱら音楽の話題です。

大日山古墳(岡神社)

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先程、紹介した仏島山古墳から歩いて1分程のところに岡台地があり、その頂上先端に岡神社が建っています。真新しい鳥居をくぐり、鳥居とは対照的な古風で急な階段を登ると小さな社が建っていて、社の隣りは広場になっています。この岡台地が大日山古墳で、詳しくは写真の説明板のとおりです。
取手市のホームページから引用させていただくと、
「一帯には古い石碑や石仏が数多く見られますが、これは中・近世に盛んになった大日信仰の名残で大日山の名もそこからきていると考えられています。朝日を拝むには格好の位置にあり、宗教的雰囲気の漂うところですが、地元ではこの古墳こそ将門の墳墓であると伝えられてきました。更に、古墳のわきがひろばになっていますが、ここに将門の愛妾・桔梗が住んだ朝日御殿があったといわれています。桔梗はここで毎朝、日の出を拝み、将門の武運を祈っていましたが将門の敗死の報を聞くと台地の下にあった沼に身を投げて死んだという話が語り継がれてきました」
と書かれていました。しかし、古墳の上に将門の愛妾の桔梗が住んでいたというのも奇妙な話しですし、にわかに信じられないいい伝えのような気がします。将門の墳墓である云々もこの古墳が6世紀の古墳時代の後期にできたものだというのだから、全くのナンセンスということになります。隣りに仏島山古墳があることから、このあたりは古墳時代後期当時、力のあった者達の墓所の集まる所だったのかなとそんな気がします。