Hatibei's music blog

以前は写真ブログでしたが、最近はもっぱら音楽の話題です。

Lucky man

大江健三郎氏が亡くなったと報じられていました。彼はもう88才だったんですね。若い頃、彼の初期の小説をよく読んだものです。その後『洪水はわが魂に及び』あたりまでは読んだんですけど、だんだんに彼の文体についてゆけなくなりました。どうしてこんなに解りにくい日本語を書くのかと当時疑問に思ったものです。読んだのが随分と昔ということもあり、内容を忘れてしまったものやうろ覚えのものがほとんどなので、また彼の作品を再読してみようかなと思っています。先日、マイルスのバンドで活躍したウエイン ショーター氏の死も報じられて、この頃、若かった頃からお馴染みだった人達が次々と亡くなるなと思っているんですが、ま、生まれた人の数と死ぬ人の数は最終的にイコールな訳で、長年生きていれば若かったころからお馴染みだった人達が死んでゆくのは当然のことなんですけど。

音楽は Emerson, Lake & Palmer の Lucky man。 最後に戦場で銃弾に撃たれ死んでしまう男の歌、そんな男をラッキ― マンだと歌う皮肉な内容ですが、考え方によっては人は必ず死ぬ訳で、この歌でうたわれるような男は確かにラッキー マンといえるのかもしれません。曲の終わりのシンセサイザーの音が当時は新鮮に聴こえたものでした。

https://www.youtube.com/watch?v=tcdZTmzTYFU

飛蚊症が気になるので先日眼科で診てもらいました。結果、治療の必要なし。近視と乱視なのでついでに検眼してもらって、眼鏡屋で新しく普通の眼鏡と色の濃いレンズと色の薄いレンズのサングラスをつくってきました。最近、昼間外へ出るとまぶしくてしょうがないので、色の濃いサングラスが愛用品になりそうです。室内でも少し色のついたレンズの方が僕の目にはあっているようです。母親にいわせるとサングラスをかけると人相が悪くなるのだそうですけど、ま、そんなことはどうでもいいや。