Hatibei's music blog

以前は写真ブログでしたが、最近はもっぱら音楽の話題です。

とりとめもないこと

最近、ちょっと落ち込んでいるので、落語でも聞いて気を紛らわそうかと思って・・・。落語よりもまくらの方が面白かったりして。亡くなってしまったのだなー、小三治さん。
https://www.youtube.com/watch?v=ym2o3vtlvUQ

この頃、トシのせいか子供の頃のことをよく思い出します。小学4年生からの数年間金沢市に住んでいたのだけれど、小学校の音楽の授業で歌を歌ったり縦笛(リコーダー)を吹いたりするのはあまり好きじゃなかったものの音楽鑑賞は好きでした。音楽室には三菱ダイヤトーン製の2ウエイスピーカーが置いてあって、これで結構な音量でレコードを聴く訳です。印象に残っているのは(何しろ今でも覚えているのだから)グリークのペールギュント組曲。40才くらいの男の音楽の先生がペールギュントの旅の冒険談を語りながらの音楽鑑賞で、先生の語り口調がいつになく熱を帯びていたのを覚えています。その頃の僕はビートルズが大好きでクラシックはほとんど聴きませんでしたけど、学校の音楽鑑賞の時間のおかげでクラシックも悪くないなと思っていたものです。今でも何かでペールギュント組曲の中のメロディを聴くと小学校でのあの音楽鑑賞の時間を思い出します。ソルヴェイグの歌は今も好きでたまに聴くんですけど、この曲を聴いていると決まって音楽室に置いてあったダイヤトーンのスピーカーや窓の外、遠くに見えた夏は青々とした冬は雪を頂いた白山連峰の高い山並みが目に浮かんできます。もう昔々の話しです。当時、自転車に乗ってよく兼六園(当時入園料はいらなかった)や尾山神社へ行って遊んだものです。金沢の街中を歩いていると(発売から何年かたっていたと思うけれど)テンプテイションズの My girl やヴィッキーの恋は水色なんて曲がよく流れていました。浅野川大橋近くに映画館があってそこで「オリバー」とか「チキチキバンバン」とか「パリは燃えているか」とか「シャレード」とかいろいろな映画を観ました。片町にも映画館があってそこでは日本映画の大魔神などを観ましたっけ。懐かしいなー、金沢、また行ってみたいけれど、あの頃とは金沢の街はだいぶ変わってしまったのだろうなぁー。
中学生の時、学校まで歩いて通っていたのだけれど、毎朝決まってすれ違う綺麗な女子高校生がいて、たまにすれ違わない朝があると病気かななんて心配したりして・・・。我ながらとりとめもないこと書いてますね。思えばあの頃が生涯で一番楽しかった時期かもしれないなー。
ソルヴェイグの歌
https://www.youtube.com/watch?v=WRsE5QI_TZE
my girl
https://www.youtube.com/watch?v=hYg6YqbX3WQ
恋は水色
https://www.youtube.com/watch?v=V8vQ2IzesRg

今月発売されたトルド グスタフセン トリオの新譜 Opening、ベーシストが変わったそうですが、静かな音楽世界はこれまで同様です。1度聴いただけではピンとくるものはなかったものの、何度か聴いているうちに好きになアルバムになるかなぁ?
アルバム Opening から Stream
https://www.youtube.com/watch?v=aBbdZ9gcLxM