Hatibei's music blog

以前は写真ブログでしたが、最近はもっぱら音楽の話題です。

ハモンドオルガン(レスリースピーカー)

ハモンドオルガンの音っていいなと思っているのだけれど、レスリースピーカーから生まれるあの独特の音色のせいなのかな? 物理的にスピーカーを回転させてドップラー効果などが得られるそうだけど、ドップラー効果って救急車が通りすぎるとサイレンの音程が変わるあれですね。確かビートルズTomorrow never knows の後半でジョンレノンの声が変わるのだけど、あれはレスリー効果で処理した声だったような。Let it be シングルヴァージョンの間奏のギターがどこかハモンドオルガンみたいな音を出していたけど、あれもギターをレスリースピーカーにつないで出した音だったはずです。
Tomorrow never knows 
https://www.youtube.com/watch?v=pHNbHn3i9S4
↓Let it be (single version)
https://www.youtube.com/watch?v=HzvDofigTKQ
今はレスリースピーカーを使わなくてもエフェクターで似たような音色が出せると思いますが、でもハモンドオルガンにはやはりレスリースピーカーでなくては出せない独特の音色ってありそうです。ハモンドオルガンにはジャズがよく似合って往年の名盤が沢山あります。個人的にはケニーバレルとジミースミスの Blue Bash! という1963年発売のアルバムが好きだったりします。ギターのフレーズを聴いていると、音を少し歪ませればその後のロックのギターのように聴こえてきます。ま、どちらもブルースを基本としているから当然のことかもしれませんけど。アルバム Blue bash! のアルバム全曲が順に聴けます。↓
https://www.youtube.com/watch?v=jBbyYxLalfQ&list=PLfJndz0utgONQB4XdSF6ypHCsqOW9f5F9
比較的新しいものでは敦賀明子さんの演奏がいいなー。聴いていて楽しくなってきます。
↓Akiko Tsuruga Trio Jeff Hamilton Graham Dechter Live at Dizzy's 2017 
https://www.youtube.com/watch?v=E442MJFUwXc
いつ収まるのかわからないけれど、コロナの心配がなくなってウクライナに平和が戻ったら、こんなライヴにいってビール飲みながらジャズオルガントリオの演奏を聴きたいものです。いつになったらそんな日が来るのかわからないけれど・・・。
↓So cute, so bad full album
https://www.youtube.com/watch?v=nIMGRJkJTHE 
So cute, so bad というアルバムタイトルになっている曲は上のライヴで紹介していたけれど、彼女の飼い猫のことなのだとか。猫、好きなんですね、彼女。このアルバムには Tanabata という曲も入っていて日本のミュージシャンならではの選曲です。♪七夕さらさらのきばに揺れる・・・なーんて思わず一緒に口ずさんでしまいそうです。アマゾンミュージックで敦賀明子(Akiko Tsuruga)で検索しても出てこないアルバムで Commencement があるけれど(アルバム名で検索するとでてきます)このアルバムも楽しくてよい感じです。ギターの音もいわゆるジャズギターって雰囲気を出してますし。タイトルどおり彼女のアメリカでの始まりになったアルバムのようです。commencement のアルバム全曲が順に聴けます。↓
https://www.youtube.com/watch?v=rDGtsi8FnI4&list=PL9sqBc0fp4X6f3anjl5zmbLG0nxCfm3m2