これまであまり聴いてこなかったのだけれど、オスカーピーターソンでも聴いてみようかとふと思って、有名どころは We get requests とうアルバムで 1964年録音と古いのだけれど音質がよくて、未だにオーディオチェック用に使う人が多いと聞いたたことがあります。「リクエスト受けるよ」ってなタイトルからも分かるように、お馴染みの曲が沢山入っていて楽しいアルバムではあるけれど、個人的にはよりブルージーな同じ Verve レーベルの Night train というアルバムの方が好きだったりします。
はじめにも書いたようにオスカーピーターソンのアルバムはあまり知らないんですけど、Night train を聴きながらこれから彼のアルバムをどんどん聴いてみようかと思ったものです。昔、昔、まだ10代だった頃、タイトルは忘れてしまいましたが、彼のアルバムを買ったことがあり（ジャケットに BASF のロゴがあった記憶があります）音質が良くてピアノの演奏も華麗で見事だなと思ったことを覚えているんですが、でも、それから彼の We get requests 以外のアルバムをほとんど聴かなかったのは何故だったのかな？
↓アルバム Night train
https://www.youtube.com/watch?v=r4pQv8Ynabk
オーディオテクニカのヘッドフォン ATH WP900 を手に入れて聴いてみたところ、素晴らしいヘッドフォンでした。これまでに使ったヘッドフォンの中で最高といった感じです。外見もメープル材の木目が綺麗だし、軽くて装着感もよいし、バランス接続で聴いてみたところ、音質に関しては高音も低音もとても良い感じに鳴っています。ヴォーカルものを聴くと声に艶があり申し分なしです。ただまだ買ったばかりでエージングしていないためか、いささか音が硬いような感じがなきにしもあらず、でも聴き込んでいるうちにだんだんに音の硬さはとれてくるような気がしています。
少し高価でしたが、よいヘッドフォンを手にいれました。いわゆるソニーのADR-7506のようなモニターヘッドフォンの音とは違って（モニターヘッドフォンにもそれなりのよさはあるんですが）ATH WP900 はそれなりに歌心のある再生音のソニーのヘッドフォン ADR-1AM2 の低音をはっきりさせて、高音のつぶ立ちやヌケをよくしたような音でした。ATH WP900 も ADR-1AM2 どちらも魅力的な音をならすので、聴く音楽のジャンルやその時の気分で使い分けしようと思ってます。その他にもいろいろなヘッドフォンを持っていますが、どのヘッドフォンにも個性があって、ヘッドフォンの世界は奥が深い。今度はオープンエア型ヘッドフォンを手にいれてみよーかな。音楽によってスピーカーを取り換えるというのはあまり現実的ではない気がするけれど、ヘッドフォンなら気軽に使い分けできますからね。
