今度の土曜日曜あたりは見頃になりそうです。
早朝にもかかわらず、カメラオヤジが結構来てました。
と、これだけではナンですので・・・。
昨夜、善導（中国唐代の僧、中国浄土教の流れを大成した人）についての
本を読んでいたところ、下記のような文章がありました。
「（前略）自分、あるいは現実世界を見たとき、そこに闇しか発見できないという信である。
浄土教は、すべての現実世界の闇の意識を根底にもっているが、
内省の人善導は、世界より以上に、自己の中に深い闇を見いだすのである。
自己は闇の中にいて、とうてい自力ではこの闇の中からはいあがれないという信仰である。
しかし、そういう闇の中にいる自分も、必ず、阿弥陀仏が救って極楽浄土へ
連れていってくれるであろうという信、そういう信仰が、必要だというのである。
それをのちに、機の深心（信心？）と、法の深心という。
じっさい、すべての宗教には、そのような二つの信仰が必要であろう。
闇の意識のないところに信仰はない。
闇の中にいても、闇を自覚しないところに信仰は育たない。
しかし闇の意識はなお信仰の前段階である。光の意識、強烈な光の意識が必要である。
深い闇と強い光の交錯、そこに信仰意識の本質がある。（後略）」
この闇の意識というのはよく理解できるのだけれど、
光の意識が僕には全然見つけられない。
真っ暗闇の中を空虚な自分がひとりとぼとぼ歩いているような気分、
光が見えれば元気が出てきそうですが・・・。
強烈な光の意識、欲しいものです。
またまた話題は変わって・・・
キースジャレットの新しいアルバムがでるようで、楽しみです。
↓
http://blog-shinjuku-jazz.diskunion.net/Entry/7955/
キースジャレットのアルバムはほとんど聴いていますが、
このアルバム、上記サイトの解説文を読む分には期待できそう・・・。
近いうちにこのアルバムが聴ける。それが今のところの生きるはりあいかなぁ？？
