Hatibei's music blog

以前は写真ブログでしたが、最近はもっぱら音楽の話題です。

Spanish Harlem

スパニッシュ ハーレムという歌があって、スペインのハーレムを歌ったものかと思いきや ♪There is a rose in Spanish Harlem という歌いだしで、ニューヨークのスパニッシュ ハーレム地区(貧しいヒスパニックの人達の多い地区らしい)に咲く1本の赤いバラ(1人の女性を象徴しているのかな?)の歌なんですね。ベン E キング が1961年にヒットさせた歌で、後にアレサ フランクリンなど様々な歌手によってカヴァーされた歌でもあります。オーディオファンの間ではレベッカ ピジョンの1994年発売のファーストアルバム The Raven に入っているこの歌が好まれていて、最近 MQA-CD で再発買されていたりします。確かにベースをバックに歌いだす彼女の声がよい感じで、オーディオファン受けしそうなアレンジだと思います。
Rebecca Pidgeon ↓
https://www.youtube.com/watch?v=_RMTEWsGGEg
Ben E King ↓
https://www.youtube.com/watch?v=OGd6CdtOqEE
Cliff Richard (こちらは歌詞つきです)↓
https://www.youtube.com/watch?v=Ff-rdmolsMc

ハーレムといえば江戸時代の大奥のように男ひとりに美女がいっぱいといったイメージがあるけれど、そういう所に憧れる男は多いのかもしれませんが、個人的にはもしそんな所に入れられたら一目散に逃げ出したいと思うかも。考えただけでゾッとしたりして。女性が大勢というのはどうも苦手です。(女性が嫌いなんてことはありませんと強調しておきたいですけど)ま、ハーレムがあったとしても高見の見物とばかりに遠くから眺めているのが楽しいかも。たしか、あの井原西鶴の『好色一代男』に出てくるいろいろなタイプの女性とナニした相手の数が何と3742人(3742という数字は皆死にとも読めるなぁ)という世之介さん、もっと好色の道をきわめたいと女ばかりが住む島、女護島(ハーレム?)へ向かったきり消息不明になったんじゃなかったかな? さては女達に喰われたか? なーんて歌の内容とは何の関係もないことを妄想しながらこの歌を聴いていたのでありました。おしまい。