Hatibei's music blog

以前は写真ブログでしたが、最近はもっぱら音楽の話題です。

Oscar Peterson Piano trio + 1

コロナにかかる人が減ってきてよかったと思ってはいるけれど、確か去年もこんな感じに減ってきたと思ったら、年末にかけてどっと感染者が増えたので、油断大敵なんでしょうね。どんどん変異株が出てきいるし、ワクチンにしてもマスコミがはやすほどにはあてにならない気がしないでもありません。この冬、ヨーロッパやアメリカだけでなく、アジアやアフリカでコロナが蔓延すると物流に大きな影響がでそうで不気味です。グローバル化は経済的に効率的な部分が多いのだろうけれど、感染症には弱いような・・・。

音楽の話題です。少し前からオスカーピーソンのアルバムをいろいろと聴きはじめているのだけど、Oscar Peteson trio + 1 という1964年発売のアルバムがあって、これが理屈抜きに楽しいジャズアルバムでした。オスカーピーターソンのピアノトリオにクラークテリーのトランペットとフルーゲルフォン(フリューゲルホルンとも)が加わった4人編成で、古いニューオリンズジャズを連想させる軽快な曲からバーラードやスキャット(はじめてこのアルバムに収録されたスキャットを聴いた時は思わず笑ってしまったけど)まであって多彩です。そうでありながらアルバム全曲聴いても30分ちょっと。発売された1964年当時でもこのアルバムにどこか懐かしさを感じた人が多かったのではないかと想像しますが、さてどうなのだろう? 右スピーカーからベースの音がブンブン鳴って最近の録音とは感じが違うけれど、音質だって決して悪くありません。単純明快な?こういったジャズもたまにはいいなと思いました。このアルバムから Mack The Knife。

https://www.youtube.com/watch?v=DwBu56eMC7k

この曲はルイアームストロングの歌で有名ですね。

https://www.youtube.com/watch?v=28ULUQgxJ5M

もともとは1920年代の「三文オペラ」の挿入歌、メッキーメッサーが原曲。

https://www.youtube.com/watch?v=jlHsnmPg46A

ソニーロリンズの名盤、Saxophne colossus には Moritat というタイトルでこの曲が入ってました。

https://www.youtube.com/watch?v=EcOnhR5zkXs

日本でも「匕首(あいくち)マック」というタイトルでいろいろな人が歌っていたようです。

PC と USB DAC を繋ぐ USBケーブルをいろいろと換えてみました。結局 0.6m と短めのシールドのしっかりしたオーディオグレードのケーブルで落ち着きました。このケーブルに換えて低音がはっきりして量感が増し、中・高音の輝きも増しました。電源を換えた時程の音の差はないものの、オーディオは何をやっても音が変わるというのは本当だと実感できました。USB ケーブルなんて何を使っても同じだと思っていたんですけど、聴き込むとブラインドテストをやってもすぐ分かるくらいの音の差があります。そんなのプラセボ効果だという人もいそうですが、そういう人は実際に体験したことがないのか、そうでなければきっと音に鈍感なのでしょう、なーんていうと叱られそうですけど。個人的な経験でいわせていただければ USB DAC を高価なものに換えた時以上に電源やケーブルを見直すことでどんどん音が良くなりました。他の USB ケーブルもいろいろと試してみようかなぁ。