今日で2月は終わり、明日から3月ですね。
写真は5年前の3月2日に筑波山の梅と真壁のひな祭りを見に友人と出かけた時のものです。
大震災の少し前、のどかな気分でしたが、
あの地震後、そんな気分は一変してしまいましたっけ。
話しかわって・・・
青空文庫に谷崎潤一郎の『春琴抄』や江戸川乱歩の『二銭銅貨』が入って、
これからこのおふたりの作品が次々と青空文庫に入るのではないかと楽しみです。
個人的に大好きな高見順や梅崎春生の作品も入ってきたし・・・、
今年は青空文庫の当たり年かもしれないなー。
青空文庫といえば、添田唖蝉亡の『乞わない乞食』という随筆が出ていて、
これは面白かった。昔の浅草には面白い人達がいたようです。
乞食ってのは一種の職業だったのかな?
で、音楽はその添田唖蝉坊の貧乏小唄・隠亡小唄
https://www.youtube.com/watch?v=aBmJzbpmg60
ここまで陰々滅滅としていると、かえって笑えてきます。
どんなに下層に生きていても、「ねえ、おまえ」
なーんて呼べる相手がいるのだから幸福なのじゃないかな。
あっしにはそんな相手、いないもんなぁ。
おっと、愚痴っぽくなってきたか・・・。
♪おれは河原の枯れすすき~
と歌う船頭小唄の替え歌かな?