昨日、ポカポカ陽気に誘われて、坂東市沓掛に建つ香取神社へ行ってきました。
神社の杜の緑がとても綺麗で、苔むした狛犬にも趣がありました。
このお社の歴史は古く、創建された年は定かではありませんが、
大同2年(809)、空海がこの地に十一面観音を勧請し、
翌年、再びここを訪れた空海が金乗院というお寺を建てたそうです。
残念なことに明治初めの廃仏毀釈で金乗院は廃寺となってしまいましたが、
現在は香取神社として、沓掛の地にその歴史を残しています。
平安時代は現代よりもずっと仏教と神道の垣根は低かったのでしょう。
ほとんど一体化していたようなところがあったのかもしれません。
明治維新は宗教的な意味でもそれまでの日本の伝統をひっくり返しました。
日本の保守派と呼ばれる人達は明治維新以降の伝統を大切にするようですが、
それよりも前の時代にさかのぼった日本の伝統にも目を向けて欲しいものです。
さて、音楽の話題ですが・・・。
メリーホップキンの Goodbye。
お別れの時はこんな感じでさらりと明るい方がよいですね。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=JQmmex9ugVc
この曲、ビートルズ時代のポールマッカートニーが作った曲で、
ポールがメリーホップキンのために作ったデモテープもよい感じです。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=NCMMBBASvpk
それにしてもポールさん、キーが高い!メリーさんとほとんど同じキーで歌っています。
この頃のポールさん、冴えに冴えていたようで、メロディがどんどんわき出てきみたい。
彼のソングライターとしてのピークはこの頃だったような気も・・・。