つくばみらい市板橋不動の楼門の改修工事が終わったかと思って行ってみましたがまだでした。
それでも前回行った時、門には仁王様がまだ入っていませんでしたが、今回は入ってました。
落慶法要は来年の4月なんですね。でもこの正月に特別開門するようです。
詳しくは写真の説明板のとおりです。
楼門についで鐘楼の改修工事が行われていました。(2枚目)
ここ、真言宗のお寺です。真言宗といえば弘法大師こと空海が宗祖。
真言宗というと呪いやらおまじないやらの祈祷をしたりして、
あの護摩を焚く時の火ってのは念力でつけちゃうってなことを聞いたことがあって(ホント?)
何というか少し怪しげなところが面白そう・・・
「怪しげ」なーんていうと叱られちゃいそうですけどね。
空海さんという方も凄い人のようで字が天才的に上手かったりして魅力的なんですけど、
どこか、あ・や・し・い。
さっきまで読んでいた本の瀬戸内寂聴さんの文章(対話ですけど)が面白かったので、
「それはやっぱり、死後ということを考えざるを得ませんでしょう?
だって人間は全部死にますもの。死ぬために生きているのです。(中略)
そうすると、死ぬために生きるのだったら、はじめから生まれて
こないほうがいいですからね。しかも、この世は苦の世界でしょう?
お釈迦様にいわせたら、なぜ苦しみを味わうために生きていかなきゃならないのか。
そのあげくに結局死ぬんだったら、いったいこれは、私の人生、何だったって、
みんな思うでしょう。(中略)だから、死後の世界に対してもうちょっと自分の
納得いくものが欲しいと思って、じたばたしてね、そこに宗教が生まれるんじゃ
ないでしょうか」
瀬戸内さんは尼さん(天台宗かな?)ですが、宗教に関してこんなフウに考えているんですね。
個人的に僕も納得できる何かが欲しいと思いますが、これがなかなか・・・。