写真は取手市のお寺、高源寺の山門にあった提灯。
お盆の夜間だけ提灯が灯っていたようです。
家紋は九曜紋、将門ゆかりの寺なのかな?
取手市や守谷市の寺の家紋は九曜紋の所が多いです。
神社にもいえるかもしれません。
と、これだけでなナンですので、
刑務所に入った人がそこを出る時は、
「シャバに戻れて嬉しい」なーんて思うのでしょうが、
この「シャバ(娑婆)」という言葉は「サハー」という言葉の音訳だそうで、
意訳すると「忍土」(じっと耐えて忍んで生きる所といった意味)となるのだそうです。
この世(娑婆)はじっと(苦しみを)耐え忍んで生きる所なんですね。
若い頃は楽しんでこその人生だ~!と思っていましたが、
最近は楽しむ場所が娑婆(忍土)なのじゃ、
辛いこと、思いどおりにならないことばかりで、
生きることを楽しむことは容易じゃないことにやっと気がついてきました。
「善人は早死にする」なんていいますが、これ、本当かもしれませんね。
悪い奴程、長い間、娑婆(忍土)で苦労する。
そんな娑婆(忍土)での修行?をさっさと終えておさらばできると思えば、
「早死に」ということもそんなに悪くないかなと思えてきます。
若いうちに死んでしまえば、少なくとも「老い」の苦しみはしないですみますし。
でもそう簡単におさらばできないのが、忍土の忍土たる所以なのかもしれませんね。