Hatibei's music blog

以前は写真ブログでしたが、最近はもっぱら音楽の話題です。

涅槃仏(徳満寺)

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前に訪れた徳満寺の涅槃像。涅槃像は釈迦の入滅の時の姿です。八十才になった釈迦は故郷に向かう途中、クシナガラで体調をくずして沙羅の木の下で頭を北にして休み、そのまま死を迎えたといいます。現在、葬儀で遺体を北枕にする風習はこのことが起源なのだとか。イエスキリストとくらべると釈迦の死はおだやかな気がします。そういえば、ここ徳満寺には一茶の「段々に朧よ月よ籠り堂」の句碑がありますが、一茶の句にはこんなものもありましたっけ。
・御仏や寝てござっても花と銭
笑える句ですが、少し皮肉っぽい感じがしないでもないです。
あっしも一句、
・御仏や昼寝をしても北枕
こりゃ、意味不明か? 涅槃像って死にゆく人の姿というよりは昼寝でもしているように見えるものが多いのじゃないかと思いまして・・・・。