Hatibei's music blog

以前は写真ブログでしたが、最近はもっぱら音楽の話題です。

Ob-La-Di, Ob-La-Da

ビートルズのOb-La-Di, Ob-La-Da Isolated Tracks を聴くといろいろな音が入ってます。1968年発表のホワイトアルバムの中の1曲ですが、この時代にこんな感じでトラックを重ねて録音をしたのかと驚いてしまいます。遊びの感覚が面白いです。やっとスタジオに8トラックのレコーダーが導入された頃のことだと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=_KJz-Cq3GzY
ベースラインがよい感じでギターとベースで同じようなフレーズを弾いてますが、ベースの方はリズムが跳ねるような感じで弾いてます。ピアノで演奏する時もこのベースラインが肝になっていることが多いようです。
https://www.youtube.com/watch?v=zabnlWqH-OQ
まるで童謡のようなメロディでポールさん以外のメンバーはこの曲を嫌っていたというのが定説になっていますが、後のインタビューで作者のポールさんはそれを否定してましたっけ。(↓訳がついてないので分からなければ無視して下さい)

https://www.youtube.com/watch?v=vyh3WLTO82E
歌詞は楽しいというか能天気なものともいえそうですが、個人的にはお気に入りのビートルズナンバーの中の1曲です。歌の最後で男のデズモンドと女のモリーが入れ替わっていて笑えるし。この歌みたいに人生が苦悩などとは無縁でただただハッピーで楽しいものだったらいいのになぁー。
1960年代の後半のポールさんは作曲の才能が爆発して名曲を沢山書いていてまるでロック界のモーツァルトか?って感じです。大ヒット曲の Get back もベースをギターのように弾きながらほとんどアドリブで?作ってしまったみたいだし。
https://www.youtube.com/watch?v=4QtCxjyuA08&t=18s

#追伸

ポールさんのインタビューですが簡単に訳しておきます。

ジョンはオブラディオブラダが嫌いではなかったと思う。マハリシの瞑想を学びにインドのリシケシュへ行った時、夜遅く皆でクラブへ行って飲んで踊って盛り上がったことがあった。その時、友人のジミー スコットがオブラディオブラダ・・ってなことをいってそれが面白いと思ったので歌を書いた。歌詞とメロディは一緒にできた。レコーディングの時、ジョンが遅れてやって来て何をやっているのかとたずねたのでオブラディオブラダだというと、それならとあの冒頭のピアノのイントロをジョンが弾いて、これがとてもよかった・・・。