今年92才になる母の肺炎がよくなってきてプレドニゾン（ステロイド錠剤）が一日６錠(30mg)から４錠(20mg)に減薬されました。日曜日からはさらに減薬され３錠(15mg)になります。上手くゆけば今月中にステロイド錠剤をやめることができるかもしれません。何かと副作用の多い薬なので早くやめられればよいのだけど。先日、母を連れて病院へ行き、血液検査やレントゲン撮影の結果がでるまでの１時間あまりを病院内の人の少ない所で待っていた訳ですが、その間に待合室で倒れたらしい土色の顔色をした男の老人がストレッチャーにのせられて僕と母の座る椅子の前を通り運ばれて行きました。付き添いの奥さんらしい老婆が不安そうな表情でとぼとぼとストレッチャーの後を歩いて行きました。病院では珍しい光景ではないのかもしれませんが、そういった光景を見ると仏教でいう人の四苦、生老病死という言葉が頭にうかびます。老人になるまで頑張って生きてみてもその結末は結局皆病気になって死んでゆくのかと・・・。ため息ものです。その解決になるかと仏教書などいろいろ読んでみても解決方法は煩悩にふりまわされず、何事にも執着せずこだわるなと書かれているものがほとんどで、僕にはあまり解決になっていないような気がします。生きていると平穏なようでも嵐の連続のようでもあり、嵐からの隠れ場所があるといいなと思うのですが・・・。ということでボブディランの shelter from the storm.
https://www.youtube.com/watch?v=12rUOLtbQDk (live)
https://www.youtube.com/watch?v=-gsDBuHwqbM (Official audio)
しんどい思いをしている時に女の人が現れて「ここにお入りよ、安心してすごせる嵐からの隠れ場所だから」というといった内容の歌です。そういう女神のような女性が僕の前にも現れないかなー。
