Hatibei's music blog

以前は写真ブログでしたが、最近はもっぱら音楽の話題です。

Tannoy Gold 8 モニタースピーカー

Tannoy のスピーカー Gold 8 が届いたので早速セッティングしたのだけれど、いや、重いしでかい。PC 用のスピーカーというよりは本格的なオーディオスピーカーといった感じです。聴く位置がスピーカーに近いこともあって、スピーカーのボリュームは9時ぐらいの位置で十分。バランス接続していないのだけど、付属のスピーカーケーブルがオマケといった感じでやたらちゃっちいので(付属の電源コードはしっかりしているけれど)これだけのスピーカーなら品質のしっかりした USB DAC を買って、バランス接続にした方がよいかもしれません。内蔵アンプの出力が方チャンネル300Wもあって、ま、結論をいうととにかくコスパの高いお買い得スピーカーでした。ひと昔前なら片チャンネルの出力が 300W のアンプ込みだと、値段がこの何倍しても全く不思議ではありません。
このスピーカーが来たせいもあって、僕の音楽鑑賞は PC でアマゾンミュージックHDや貯め込んだ音楽ファイルを楽しむのがメインになりそうです。個人的に CD で音楽を聴く時代はもう終りかな。LP 時代からの音楽ファンとしては、時代が変わってしまったのだなと痛感していますが、昭和を生きた人間としては LPレコード、オープンリールテープ、カセットテープ、CD、MD(ミニディスク)など昔のオーディオ製品が今も懐かしくも愛おしくも感じられるものです。思えば、そういった製品で音楽を楽しんでいた頃、日本はオーディオの世界で最先端をはしっていました。しかし、ネットの時代になって日本はすっかりこの業界でも後進国になってしまったようです。アメリカの GAFA は皆ネット関連の企業だもんなぁー、って、話しがそれてしまいそうですが、昔、三菱のダイヤトーンスピーカを愛用していた僕としては、現在、この Tannoy Gold シリーズのようなスピーカーをダイヤトーンから発売してほしかった。とっくの昔にダイヤトーンブランドも無くなってしまいましたが。アンプの名門だったサンスイも消えてしまったし、パイオニアやトリオといった日本オーディオメーカーはここ数十年いったい何をしてきたのだろう?
これはオーディオメーカーだけに限ったことではなさそうです。クルマ産業だって電気や水素で動くようになると、今は強い日本のクルマメーカーだってうかうかしていると世界からおいてきぼりになるかもしれません。21世紀になってはや20年余、日本は様々な意味でまだ20世紀から抜け出せていないのかもしれないなぁと新しく来たスピーカーでアマゾンミュージックHDの音楽を聴きながら思ったものです。

 

音楽の話題ですが、アコースティック時代のマイルスバンドにジョンコルトレーンがいた頃はホント最高でした。Teo というどこかスパニッシュの香りがするかなといった曲がありますけど、3拍子のリズムにのって演奏するマイルスとコルトレーンがとてもよい感じ。

https://www.youtube.com/watch?v=abfOJeHuY0c