今もこのあたりの風景はほとんど変わってません。
ネットでアマゾンのキンドルのサイトをみていて、
何やら懐かしくなって、庄司薫の小説（薫君シリーズ）
をまとめて買ってみました。
・赤頭巾ちゃん気をつけて
・白鳥の歌なんか聞こえない
・さよなら怪傑黒頭巾
・ぼくの大好きな青髭
以上、赤、白、黒、青の４作品、これらの小説の文体が独特で、
サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」の翻訳と
よく似ているというか、そっくりな感じもするし、
小説の雰囲気もどこか似ているような気がするんですけど、
ま、文体や雰囲気じゃ、盗作ということにはならないのかな？
主人公の薫君は僕よりも上の世代の（当時の）青年だけれど、
あの頃の雰囲気というか、空気感が伝わって来て、
初期の３作は名作だと思います。
最後の青髭だけはちょっと？？？なところもありましたけど。
「赤頭巾ちゃん気をつけて」は映画化もされたんですね。
https://www.youtube.com/watch?v=hGxd4q4gmPA
作者の庄司薫氏はそろそろ８０才かな？
そういえば、奥様の中村紘子さん（ピアニスト）が
がんの治療に専念のためコンサート活動を休止、
というニュースが流れてましたけど、大丈夫なのかな？
音楽は Gabor Szabo の Gypsy Queen
https://www.youtube.com/watch?v=A3--HVjDk7s
サンタナの演奏の方が有名かもしれませんけど・・・。
Black Magic Woman とメドレーで。
https://www.youtube.com/watch?v=mTbFNsBy73I
