秋葉原駅から歩いて数分、神田川沿いに柳森神社が建っています。
正確には柳森稲荷神社ですが、この神社、キツネの代わりにタヌキがたくさんいます。
「他に抜きん出る」ということからタヌキの像がたくさんあるらしいんですけど、
江戸時代には大奥女中がよくお参りに来たのだとか。
ライバルが多かったんでしょうね、大奥の中って。
よく「皆で互いに助け合い、一致団結、協力しあって、云々・・・・」
などという言葉を耳にしますけど、で、それって素晴らしいと思いますれど、
他の人達の中で自分が抜きんでたいなーんてことばかり考えている人も多そうす。
この神社、創建は太田道灌が江戸城を造った頃までさかのぼるそうです。
資料的には創建は長録3年(1459)、城の鬼門除けとして柳の木を沢山植えて、
そこにこのお社を祀ったらしいんですが、
江戸時代になって神田川対岸から今の場所に移築されたとのこと。
現在は柳の森はすっかりなくなって、ビルの谷間に建つちょっと奇妙で不思議なスポット、
そんな感じのお社です。
神社でお参りしているとネコちゃんが現れました。撫でようとすると逃げてしまう。
追うのをやめると、またひょこひょこ人の後を付いてくる。実に微妙な距離感を保っていました。
昨夜、NHKで山本潤子さんの番組を放送していて、よい感じだなと思ってみてました。
で、山本潤子さんの「竹田の子守歌」。
http://www.youtube.com/watch?v=KFJA-Jg9e2U
この歌、発売された当時は放送禁止でした。
部落差別を連想させるからだったらしいですが、この歌を聴いてそういうことを連想した人って、
どのぐらいいたのでしょうね? 京都にお住まいの方だったらすぐに連想しちゃったのかなぁ?