田植えが終わったばかりの水田です。(3枚目の写真は田植え前の水田)
水鏡に写っている景色は実体のないただの幻(illusion)、でもその幻は実体を反映している・・・。
何がいいたいのかって、書いている本人にもよくわかりません、です。
音楽の話題ですが、ビートルズナンバーに Within you without you というのがあります。
ジョージハリスンの曲で、シタールが入りインド音楽風にアレンジされています。
YouTube の画面、「もっと見る」をクリックすると、歌詞を見ることができます。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=ljnv3KGtcyI
広い意味での「愛」の重要性を歌っていて、どこかお説教みたいな歌詞だなと思ったりも・・・。
この歌のように、はたして本当に「愛」が人々の心の平安をもたらし、「世界」を救うのか?
これは難しい問題だなぁー。
この歌、曲調は東洋的でも、その内容はどこかキリスト教的なのかな?
「愛」という感情は「憎」という感情の裏返しといったところがあるといえなくもないし、
(「愛」を水鏡に写してみると、案外「憎」が見えてきたりして・・・)
仏教的に考えると、「愛」も「憎」も拘りや執着の一種として見なされるのかもしれません。
とすると、「愛」も「憎」も本質は似たようなもので、滅却すべき対象ということになるのかな?
でも、こんなことをいくら考えてみても「愛」や「憎」という言葉の定義が定まらなければ
あまり意味のないことなのかもしれませんね。
理屈(論理)というのは言葉によって組み立てるものだけれど、
定義の定まらない言葉をいくら組み立ててみても、しょうがないようなところがあるし。
ただこの歌、あれこれ考えさせてくれるという意味では、面白い歌のようには思います。
♪We were talking-about the space between us all
And the people-who hide themselves behind a wall of illusion
illusion か・・・. 「愛」も「憎」も脳の作り出した illusion かも、かも、鴨長明。