守谷市の八坂神社の御神木の欅です。樹齢は約400年。
この欅、ちょっと見たところは分かりませんが、よく見ると少し奇妙です。
一度枝分かれしたものがまたくっついてます。
守谷市の八坂神社の創建は大同元年(806)。
明治の神仏分離までは牛頭天王宮と呼ばれていました。
牛頭天王の別名は祇園神で全国の祇園社で祭られていましたが、
維新後の明治政府はこの牛頭天王(祇園神)が大嫌いだったようで、
全国の祇園社は八坂神社と強制的に改名させられ、祭神もスサノウノミコトになりました。
総本社は京都の八坂神社ですが、ここのお祭りは決して八坂祭りではなく、今も祇園祭。
祭り(や地名)に祇園の名を残しています。
(牛頭天王はお釈迦様と縁のある祇園精舎の守護神です)