祭礼中なのか鳥居の横に「牛頭天王御祭禮」というハタが立っていました。牛頭天王（ごずてんのう）といえば明治維新の神仏分離令で徹底的に弾圧され、当時、牛頭天王を祭ることは禁じられたのじゃなかったかと思います。牛頭天王を祭る神社では名前も強制的に変更させられたようで、（代表例としては京都の祇園社、この神社も牛頭天王が祭られていたので名を八坂神社と改名させられました）ここ鷲神社もおそらく江戸時代までは別の名前がついていたのではないかと思います。
本殿前には狛犬ではなく一組の狛鷲。狛鷲というのは初めて見ました。
この神社でも祭礼の際には「牛頭天王御祭禮」のハタがたつし、京都の八坂神社の祭礼も「八坂祭」とはいわず、祇園社の祭りだから「祇園祭」だし、祭礼やその名には昔の伝統がきちんと残っていることがあるのかな？
