取手市下高井で見かけた石仏です。
上の写真の石仏には享保三年(1718)と彫られています。石仏の下の彫られた文字は道標(みちしるべ)のようで、「右ハ」という文字とこのあたりの地名の「下高井村」という文字が判読できました。
道標の石仏の隣りに「十九夜供養」と書かれたお地蔵様が立っていらっしゃいました。年号の彫られた部分は剥落がひどく残念ながら判読不能ですが、江戸時代に造られたお地蔵様だと思います。子供を抱くお姿はどこか母親のイメージに結びつきそうな気がしました。
一番下の写真はお地蔵様の横顔。