随分と久しぶりです。
去年、オリンピック東京大会の決まった頃、母にガンがみつかり、
筑波大の付属病院で2度の手術をして、ほぼ完治し、昨年中に退院できました。
今後、再発や転移の心配もほとんどないだろうとのことなので、ひと安心です。
ただ母が入院して丁度2週目に飼い猫のみーがあの世へ旅立ちました。16才でした。
母は「私のかわりに死んだ」といって、そう信じているようですが、
みーはネコの寿命を全うしたのだからしかたなかったのだと僕は思っています。
ただ頭ではそう割り切っても、感情はなかなかついてこなくて、
生活のさまざまな面でみーのことが思い出され、さびしさを感じます。
写真はみーの永眠する動物の共同墓地にたつ観音様、
下の写真は元気だった頃のみーです。
科学的なお話ではないですけど、死んだらきっと魂はあの世へいって
いつか僕があの世へ行く時がくれば、またみーに逢うことができる・・・、
そしてまたこの世に生まれ変わることだってあるのではないか・・・・。
希望的観測かもしれませんが、僕は何となくそんなフウに信じてというより、
信じられたらよいなと思っています。
話しはかわりますが、電子辞書が古くなったのでカシオの新しい辞書を買ってきました。
これ、いろいろな辞書の他に、日本文学1000作品と海外文学1000作品
の名作がおさめられていて、電子辞書で読書するなんてのもなかなかおつなものです。
今、倉田百三の『出家とその弟子』を電子辞書で読んでますが、これがなかなか面白い。
昔、昔、十代の頃に読んだ頃には感じなかったことが今は感じられます。
夏目漱石も芥川龍之介も森鴎外も福沢諭吉も泉鏡花も樋口一葉も etc・・・
いろいろ入っているし、古い作品では『方丈記』は原文で入ってましたが、
『源氏物語』は与謝野晶子訳ではいってました。
何しろ作品数が1000もあるので、外出する時、この辞書を持ち歩けば、
退屈しないですみそうです。
ただ、海外の名作1000は原文なので、辞書を引くのが便利に工夫されているとはいえ、
こちらは少しハードルが高いかもしれません。
音楽の話題では
3月の下旬にマイルスのブートレグシリーズ Vol.3、
1970年のフィルモアのライブ盤4枚組が発売されるそうで、
今から楽しみにしています。
http://amass.jp/34343
本を読んだり、音楽を聴いたり、いろいろと時間をとられて、
あまり写真を撮れないかもしれませんが、
それでも、たまにはカメラ片手に外出して気に入った写真が撮れたら
またアップしようかと思っています。今後とも宜しくお願いします。