今日はよく晴れているわりにはここ数日の暑さかとらべると、いくぶん涼しいような気がします。
それでも、陽差しは強く、昼下がりの公園に人はほとんどいませんでした。
夏は始まったばかり、まだ小中学校では夏休み前だもんなー。
先日、NHKBSで、手塚治虫と石ノ森章太郎の特集番組を放送していて、
その番組で手塚治虫氏のことを「マンガの神様」といってましたけど、
神様というのはいくらなんでも言い過ぎなのじゃないかと思ったものでした。
とはいっても・・・、本居宣長は『古事記伝』で
「さておよそ迦微(かみ)とは、古御典等(いにしえのふみども)に見えたる
天地の諸(もろもろ)の神たちを始めて、そを祀れる社にまします御霊(みたま)をも申し、
また人はさらにもいはず、鳥獣木草のたぐひ海山など、そのほか何にまれ、
尋常(よのつね)ならずすぐれたる徳(こと)のありて可畏(かしこ)き物を迦微と云ふなり」
と、日本の神を定義しているので、その定義に従うならば、
手塚治虫氏を「マンガの神様」といっても、それはそれでよいのかと思ったりも・・・。
西洋の神(God)と日本の神(迦微)は全然違いますもんね。
全く違う別物をどちらも「神」という同じ言葉でくくるから話しがややこしくなる・・・、
ような・・・。
手塚治虫氏のマンガで、子供の頃読んだ鉄腕アトムの「史上最大のロボット」は
今でも印象に残っています。子供の僕にとっては哲学的?な作品でもあったような
そんな気がします。この作品、本を買ってきて、また読んでみようかな。
石ノ森章太郎氏のマンガではやはり子供の頃に読んだ「佐武と市捕物控」が
印象に残っていますれど、具体的な話の内容はもう忘れてしまいました。
音楽はテレビアニメ「鉄腕アトム」のオープニング。
http://www.youtube.com/watch?v=SSbaZuTW1Q0
こちらはカラー、
↓
http://www.youtube.com/watch?v=_KW73LghMSM
この歌、アニメソングの中では名曲だな~。作詞は谷川俊太郎氏だったんですね。
マンガを読んで心をわくわくさせた頃、まだ科学にたくさんの夢をたくせた時代、
懐かしいです。