写真は去年の11月27日に撮った常総市報恩寺の銀杏です。
茨城県は親鸞が越後に流罪になって、後に赦免されてから長く住んだ地で、
下妻市の小島の草庵に3年、その後、笠間市の稲田の草庵に20年住んだといわれています。
稲田の草庵(現在は西念寺という寺)は浄土真宗発祥の地ともいわれているようで・・・。
小島の草庵、稲田の草庵のどちらにも親鸞お手植えの銀杏があるというので
いつか見てみたいものだなと思っています。
哲学者の西田幾多郎は
「万巻の書の中から、たった一冊を選ぶとしたら、『歎異抄』をとる」
といったそうですが、
『歎異抄』のどこにそれ程の魅力があるのか、正直、僕には解りませんでした。
短いので、最近、毎晩、寝る前に全部読んでから寝るようにしていたところ、
その魅力が少し解るような気がしてきました。
そういえば東京国立博物館で「法然と親鸞 ゆかりの名宝」と題した展示が行われています。
↓
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1404
蓮如筆の『歎異抄』も展示されているので、是非行ってみたいと思っています。
ビートルズの有名な歌に Let it be がありますが、
これ、他力の歌だなーなんてこのごろ思っています。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=0714IbwC3HA
歌詞の Let it be を他力(にまかせて)に、Mother Mary を阿弥陀如来に置き換えれば、
これはもう浄土真宗の歌だなと思ったりも・・・。
ちなみに、Mother Mary はマリア様のことではなく、亡くなったポールの母親、マリーさんのこと。
ブログに載せる写真がなくなってきたなぁ。
ブログを続ける意味もだんだん分からなくなってきたし、
ま、Let it be (なるがまま)と他力の風にまかせることにしよう・・・。