つくばみらい市、板橋不動の前を通ると
楼門の修復がほぼ終わったようで、覆いがとれていました。
色は塗り替えてはいますが、形は以前と同じ、
木材も以前のものを使っているように見えます。
この楼門、建てられたのは1700年頃、元禄時代の建物です。
文化財は修復の際、勝手に建物の形や材料を変えてしまわないことが重要だと思います。
(常総市弘経寺の本堂は修復というよりまるで建て替えだったのは残念)
下の写真は5年前、修復前の楼門です。
塗り替えられて二階の緑色がよみがえりました。
そういえば、「あおによし」という古語があります。
「あお」は緑色のこと、「よし」は丹で朱色のこと。
「あおによし」は奈良にかかる枕詞ですが、
奈良には緑と朱色に塗られた寺院が沢山あったということなのでしょう。
って、ここは奈良ではないですね・・・・。