この寺は日蓮宗の大本山、創建は文応元年(1260)で広い敷地内に様々な建物が建ってます。
上の写真は仁王門、扁額の「正中山」という文字は本阿弥光悦の筆だそうです。門の左右に仁王様が立っていらっしゃいました。
その下の写真は五重塔、この塔は加賀前田家の寄進で元和８年(1622）に建てられたものです。（詳しくは説明板のとおり）。個人的な話しですが、子供の頃、金沢に住んでいたことがあるので、加賀前田家の寄進で建てられたということで、何となく親しみを感じました。国の重要文化財に指定されています。説明文にもありますが、五重塔は塔婆なんですね。ちなみによくお墓に立っている卒塔婆も同じで、本来は仏舎利を安置する仏塔のこと、確かサンスクリット語のストゥーパを音訳したものが卒塔婆だったと思います。
下の２枚は境内の大仏様、享保４年(1719)からここに鎮座していらっしゃるそうです。
