Hatibei's music blog

以前は写真ブログでしたが、最近はもっぱら音楽の話題です。

法海寺の寝釈迦

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取手市法海寺の寝釈迦です。寝釈迦のいらっしゃる古びたお堂はいつもは鍵がかかっていますが、毎月第二日曜日は近所の人によって鍵があけられます。
寝釈迦は涅槃像で、お釈迦様が亡くなった時のお姿。おだやかな感じを受けるものが多いような気がします。人はいつか必ず死ななければならない存在ですが、涅槃像のお姿を見ていると理想的な死に方かもしれないなと思ったりもします。
取手市のホームページには「昔は日本でも多かった「おこり」(マラリア)に効くといわれ、近在より多くの人が参詣しました」と書かれていました。

「もろもろの事象は過ぎ去るものである。怠ることなく修行を完成なさい」

お釈迦様が亡くなる時に弟子達に残した言葉です。「仏教」という言葉は明治以後にできた言葉で、それまでは「仏法」とか「仏道」といった言葉が使われたそうです。仏教は宗教ですが、あれこれ現世利益を願うというものではなく(願ってもよいかもしれませんが)、本来はお釈迦様の教え(法)を守って生きてゆきなさいということなのかなと思うことがあります。