元三大師堂など

大師といえば弘法大師をすぐに連想しますが、元三大師は良源（慈恵大師）という天台宗の僧のこと。彼の命日が正月三日だったので元三大師の名で親しまれるようになったのだそうです。
ここ常総市の安楽寺の元三大師堂はおみくじ講の総本山。おみくじ講が何なのかは知りませんが、おみくじの創始者は元三大師こと良源さん。
彼の命日の正月三日が初縁日で、開運ダルマを求める人達でこの寺はにぎわうそうです。来年の正月三日、行ってみようかな。

寺内に篠塚伊賀守重広一族供養塔がありました。供養塔のまわりの苔がよい感じです。篠塚伊賀守重広さんというのは『太平記』に登場する豪傑のようですが、それにしても何故ここにその一族の供養塔があるのだろう？