今週月曜日に
筑波山へ行った時、
筑波山神社の横に建つ
筑波山大御堂という寺が少し気になったので調べてみると、この寺、随分と由緒のある寺でした。創建は
延暦元年(782)というから
平安時代前です。かつては
筑波山神社に負けぬくらいの大寺院だったようですが、明治初期、
廃仏毀釈の嵐が吹き荒れる中、本堂は破壊され、仁王門は
筑波山神社の門(随神門)となってしまったのだとか。(そういわれてみると、
筑波山神社の随神門はお寺の山門のような建築物でした)現在の
筑波山大御堂の本堂は昭和36年に民家を移築したもの。それでも完全に寺が消滅せずに残っているだけましなのかもしれません。