昨日撮った柿の実の写真です。
普段、あまり果物を食べる習慣というのがなくて、
漢字で書けない果物(フルーツというべきか)はほとんど食べません。
(あっ、でもバナナとメロンはたまに食べるか・・・)
それでもこの秋、柿は食べました。
柿は古くから日本にある果物、昔、砂糖のない時代(もしくは貴重品だった時代)
柿の甘さというのは感動ものだったのかもしれません。
柿の甘さといえば、思い出したことがあります。
昔、奈良県橿原神宮駅近くで自転車を借り、ひとり明日香路をサイクリングした時のこと、
坂道で疲れて休んでいるとやはりひとりサイクリングしている女の人から
岡寺への道を訊ねられたことがありました。
僕は明日香路に詳しい訳ではなかったので、駅前でもらった観光マップをあげました。
彼女はお礼にということで、サイクリングの途中で買ったという柿をひとつくれました。
その女性の顔や声はすっかり忘れてしまいましたが、
皮のついたまま丸かじりした柿の甘さは今でも何となく覚えています。
ということは、あれは秋のことだったのだなー。