もう数年前になりますが、父が亡くなってすぐの頃、
早朝のあけぼの山公園へ行って朝日がのぼるのを見ていたことがありました。
のぼる朝日を見ていて、地球がまわっているのが実感できるような気持ちになりました。
亡くなった人の魂はまた別な人となって生まれかわるのかもしれない。
人は生まれ、そして死に、また生まれ・・・、
その繰り返しを続けて、朝と夜をくり返すように、世の中はめぐりめぐってゆく。
人だけでなく動物も植物も生命(魂)はすべて「生」と「死」をくり返している。
非科学的で馬鹿げた発想かもしれませんが、
のぼる朝日を見てそんなことを感じたのをふと思い出しました。
暗く長い夜でもやがて夜明けは来る、
そう信じて・・・。