昨日、つくば市をぶらぶらしていて北斗寺へ立ち寄りました。
北斗寺という名、北斗七星からきています。
この寺、弘仁の頃(9世紀初めの嵯峨天皇の時代ですが、嵯峨天皇は平安京に都を移した桓武天皇のお子さんだから平安時代のごく初期)勅命で妙見菩薩を祀る寺として造られたといいます。妙見菩薩は北極星と北斗七星を神格化したもの。古代中国で北極星は天帝の星とされたそうです。確かに地球から見ると北極星は宇宙の中心のように見えますもんね。
現在の本堂は元禄十六年(1703)のもの。寺の建つ場所も江戸時代初期にすぐ近くから今の所へ移されたようです。
星で吉凶を占ったり、星に願いをかけたり・・・、そういう信仰も面白いかも。
♪夜空の星にー、願いをささぐ~
なーんて古い歌がありましたっけ。
寺の説明板は写真のようにふるぼけているもの。新しいものにかえたらいいのに。