まだ６時頃だというのに小貝川には釣り人や散歩に来ている人が結構いました。
川面を見ると舟を浮かべている人もいます。網で何をとっているのかな？
話題はコペルニクス的に変わって・・・・。
ある知り合いから集まりがあるから出てこないかという電話があったので、誰が来るのか分からないけれど、ま、たまにはそういうのもいいかなと思って出かけたのでありました。
少し遅れて行くと男と女がそれぞれ二人ずつ居酒屋のテーブルを囲んでいました。
ちなみにその中で僕の知っている人物は電話をかけてきた○○君だけ。
ま、ビールでも飲んで一時間ぐらいで失礼するかと思いながらあいている席にすわると、
隣りにすわっていたメガネをかけた女性（オバサン）が、
「北海道へ行ったことあります？」
と、たずねてきました。何をいきなりと思いながら、
「は、北海道ですか？」
というと、彼女、
「北海道の地名は難しいんですよ」
なーんて話しはじめて、何のこっちゃと思いつつ、彼女の話しに適当に相づちをうちながら聞いていたのでありました。と、彼女、何を思ったか鞄からメモ帖を取り出して、それに「札幌」と書き、
「読めますか？」
と、きいてきました。いくら僕がアホみたいな顔してるからといって、札幌ぐらい読めるわいと思い、
「サッポロでしょう」というと、
「じゃ、これは？」
と今度は「長万部」と書きました。
「オシャマンベでしょう」
と、そんなやりとりがしばらく続いたんですが、何やら次第に鬱陶しくなってきました。
「じゃ、これは？」
と、彼女の書いた文字が「稚内」。面倒くさくなって
「分かんない」
と、応えると
「正解！」
だって。
「ワッカナイ」と「わかんない」
と、まあ、そういう駄洒落が書きたくて、長々と書いたのでありました。
でも、これ、本当の話しなのであります。
読んで下さった方、ご苦労様でした。
