皆さん、赤い帽子をかぶっていますね。「帽子の法師」といったところでしょうか？
並んで座禅をしているのかな？
座禅といえば曹洞宗の道元さんを思い浮かべますが、道元さんの言葉です。
「愚人おもはくは、利他をさきとせば、みづからが利、はぶかれぬべしと。しかにはならざるなり。利行は一法なり、あまねく自他を利するなり」（『正法眼蔵』）
他人を利する行為は自らをも利する。「利行は一法なり」か。
なかなか奥の深い言葉ですが、本当にそうなのかな？
この言葉、博打ちにはあてはまらないだろうなぁ？
競走の激しい社会で働いている人の場合はどうなんだろう？
話しは飛びますが、臓器移植法改正のニュースをテレビで観ていて、
・われ死なば焼くな埋むな野に棄てて 痩せたる犬の腹をこやせよ
という地獄大夫の辞世をふと思い出しました。
