と、これだけではナンですので・・・。
「融通無碍」という言葉があります。辞書でひいてみると
「行動や考えが何の障害もなく、自由で伸び伸びしていること。「融通」は滞りなく通ること。「無礙」は妨げのないこと。「礙」は「碍」とも書く」
ということになりますが、これは禅のひとつの理想の境地でもあるようです。こんな心境になれたらよいだろうなと思いますが、「融通無碍」であらねばならないなんて思ったとたんに、「融通無碍」という言葉にしばられて自由を失ってしまう、そんなところが難しい点かもしれません。
このブログは一応写真のブログなので、「融通無碍」な写真ということを考えてみたんですが、どうもピンときませんね。へたによい写真、綺麗な写真、融通無碍な写真を撮ろうなんてことを考えると、結果的にロクなものが撮れないような気がしてきます。ま、撮りたいモノを撮りたい時に撮りたいカメラで撮りたいように気ままに撮るのが一番かもしれませんし、それしかないのかもしれません。で、撮れた写真がどんなモノであってもそれが結果的に融通無碍な写真ということになるのかも。
