Hatibei's music blog

以前は写真ブログでしたが、最近はもっぱら音楽の話題です。

ふたたび百日紅

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昨日、常総市水海道の報国寺と細代の姫神社の百日紅の写真をアップしましたが、
ノイズがひどかったので削除しました。で、再アップです。

今日からお盆ということで、下の写真は報国寺に並んでいた石仏達です。

「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。
世中にある人と栖と、又かくのごとし。
たましきの都のうちに、棟を並べ、甍を争へる、
高き卑しき人のすまひは、代々を経て尽きせぬ物なれど、
是をまことかと尋ぬれば、昔しありし家はまれなり。
或は去年焼けて今年作れり。或は大家滅びて小家となる。住む人も是に同じ。
所もかはらず、人も多かれど、古見し人は二三十が中に、わづかに一人二人なり。 
朝に死に、夕に生まるるならひ、ただ水の泡にぞ似たりける。
不知、生れ死ぬる人、いづかたより来たりて、いづかたへか去る。
又不知、仮の宿り、誰が為にか心を悩まし、何によりてか目を喜ばしむる。
その主とすみかと、無常を争ふさま、いはば朝顔の露に異ならず。
或は露落ちて花残れり。残るといへども、朝日に枯れぬ。
或は花しぼみて露なほ消えず。消えずといへども、夕を待つ事なし」

方丈記』より。

人は喜んだり悲しんだりしながら数十年生きて、それからどこへ行ってしまうのでしょう?
生きる意味とはさて何なのか・・・・。

何となくそんな事を考えさせられるお盆の入りです。