布施弁天は千葉県柏市と茨城県取手市の境を流れる利根川沿い、柏市側にある古刹です。
楼門、本堂、鐘楼はいずれも江戸時代の建物で千葉県の文化財に指定されています。
三重塔は昭和48年に建てられたものなので、文化財にはなっていませんが、美しい姿をしています。
東海寺と寺の名に「海」の文字がは入り、楼門が竜宮城を思わせる形をしているのは、
昔は物資の輸送に利根川を利用していた訳で、寺の近くを流れる利根川を海に見立てたから
でしょうか? 楼門の形が下関の赤間神宮の門にどこか似ていると思いました。