昨日、5年前に撮った紅葉の写真をアップしたので、
今日は4年前に撮った紅葉の写真です。
と、これだけではナンですので・・・。
作夜読んでいた山折哲雄氏の本にこんなことが書かれていました。
「(前略)トータルにものが受け取れない、分別というのは、分割して分割して、
分析して分析して、とめどない理屈。ただの言語。際限が無くてなにも掴めない。
いちばんヒドイのが、つまり「哲学」学者じゃないか。ほとんど役に立たない。
ヴィトゲンシュタインは、彼自身のあの大きな哲学の嶺も、そんなものは何の約にも立たず、
その向こうにもっと大事なもののあることを人に知らせる意味しかないと言ってます(後略)」
これを読んだ時、思わず笑ってしまいました。
「とめどない理屈、ただの言語」といったものは(ある種の)哲学以外にも沢山ありそうですね。
どんなにご立派な理論も何の役にもたたず、それによって何も掴めないのなら、
そんなものは寝言とさほど変わらないのかもしれません。