女郎花と野萱草(だと思います)が咲いていました。
女郎花は秋の七草の中にも入っているので、
秋の花といった印象がありますが、真夏にも咲いているんですね。
何故、オミナエシに「女郎花」という漢字をあてたのかな?
空を見上げると大きな雲が沢山出ていました。
夕方過ぎに雨が降るかもしれません。
昔、ある人生の大先輩から彼が亡くなる少し前に
「脚下照顧」と書かれた掛け軸をいただいたことがありました。
「脚下照顧」は禅寺の玄関などによくある言葉で、
履き物をそろえろぐらいの意味かと思っていましたが、
何かとそそっかしかった僕に
「上の空でいないで、きちんと足下を見つめなさい」
といい残したかったのかもしれません。
心に残っている言葉ではありますが、
でも、見ているならやっぱり足下より空や雲の方が楽しい、ような・・・。