Hatibei's music blog

以前は写真ブログでしたが、最近はもっぱら音楽の話題です。

Living in the material world 50th Anniversary など。

ジョージハリスンの Living in the material world の 50 周年記念盤が発売され聴いてみました。新たなリミックスは現代的な雰囲気になった気もしますが、従来のミックスと大差ないかも? 別テイクが沢山入っていて、こちらはファンには嬉しいかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=gc_X5BUpKV8
https://www.youtube.com/watch?v=qKULwAoNibI - George Harrison - Give Me Love (Give Me Peace on Earth) (2024 Mix)
https://www.youtube.com/watch?v=3FtuZ-EPAIE - eorge Harrison - Living in the Material World (2024 Mix)

話は全然違いますが、一応、酒はやめてるんですけど、寒くなってきたことだし、昨夜、ちょっと日本酒を燗してひとりで飲んだんですが、日本酒にはやっぱり昔ながらの日本の歌があうなぁー。演歌はほとんど聴かないけれど、好きな歌はいくらかはあって・・・。
https://www.youtube.com/watch?v=yCoIiWBX_mw
僕の場合は
♪連れてにげてよー、そりゃ無理だよー、
ってな感じで先が続かないのが悩みの種?だったりします。惚れたはれたには縁のない人生だったのがホントに残念。惚れた女と知らない土地へ流れてゆく、う~ん、いいだろうな、そういうのも。

https://www.youtube.com/watch?v=ixRCe3W8GoU
↑この歌も好きで、昔、さる飲み屋で飲んだ時、その店のママさんにこの歌をうたってとお願いしたことがあって、で、ママさんがこの歌を横で歌ってくれて、歌手のようには上手くなかったけれど、ムードがあって雰囲気だしてました。あのママさん、今頃どうしているのだろう? 

https://www.youtube.com/watch?v=b5nv_RdyR_Q
↑この歌も好きです。いろいろな人たちが歌っているけれど、このアレンジが一番好きです。古い歌にもよい歌がたくさんありますね。名曲です。また誰かに歌ってとお願いしてみようっと。

https://www.youtube.com/watch?v=GyaXtBZKxHo
↑この歌も好きで、やはりいろいろな人たちが歌っているけれど、中森明菜さんの歌が一番好みかなぁー。これも名曲だと思います。今度カラオケで歌ってみよう・・・かな。

Fortunate son

アメリカ大統領選の結果は意外の大差でトランプ氏に決まって、下の動画を観て苦笑してしまいました。
https://www.youtube.com/watch?v=yvU7rAsgxus
この歌、Fortunate son はベトナム戦争アメリカが参戦していた頃に流行った歌で、日本語訳のついたものは下記にあります。
https://www.youtube.com/watch?v=gZuJmwo84kk
この歌に出てくる Hail to the Chief というのは下記のような歌。
https://www.youtube.com/watch?v=33qX6dOee4A

個人的にトランプ氏はあまり好きじゃないけれど、かといって民主党にしても第二次世界大戦に参戦した時の大統領ルーズベルト民主党だったし、アメリカが日本に原爆を(2個も)投下した(これは許せないなぁ)時の大統領トルーマン民主党、その後この大統領の時に朝鮮戦争へと突入します。ベトナム戦争アメリカが本格的に参戦した時(トンキン湾事件とその報復としての北ベトナムへの空爆開始)の大統領ジョンソンも民主党でした。キューバ危機で世界が破滅の直前までいった時の大統領ケネディ民主党民主党はリベラルというイメージが強いけれど、実際のところはどうなのかな? 昔のことはさておき、トランプ氏が大統領になって今後の世界の流れが変わってくるかもしれないけれど、よい方向に変わってほしいものです。期待薄ですけど・・・。日本も今回の選挙で与党が議席を減らし来年には参議院の選挙もあることだし、いろいろと変わりだすのかな? よい状況になるとよいのだけれど。これまた期待薄のような気がしないでもない、こともないことはないのかな??

ムーグ(モーグ)シンセサイザー

ムーグ(モーグシンセサイザーの音を初めて聞いたのは中学生の時、いや小学生の時だったかなぁ? この奇妙は音の楽器は何だろう? と思ったものです。後にムーグ シンセサイザーだとわかりましたが。日本では冨田勲氏がこの楽器(だけ)をつかってアルバムを作った最初かな? 彼がタモリ倶楽部に出演していろいろと興味深いことを語ってました。
https://www.youtube.com/watch?v=E-1bfR_2DJc&t=327s
ポップスで初めてムーグ シンセサイザーを使ったのはモンキーズ、僕が初めてムーグ シンセサイザーの音を聞いたのもこの曲↓だったと思います。間奏でムーグ シンセサイザーの音が大活躍といった感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=gvtqQGijUgs - Star collector - The Monkees
こちら↓はまだシンセサイザーの音がとっちらかっている感じです。聴いていて面白いけれど。
https://www.youtube.com/watch?v=BEFJyVZbLYM - Star collector (Previously unissued alternate Mix) - The Monkees
ビートルズが初めてムーグ シンセサイザーを使ったのはアルバム アビーロード。Here comes the sun などの曲で聴けます。Islated tracks (21分35秒あたりから)を聴くとよくわかります。
https://www.youtube.com/watch?v=nG6Dy3Rk-EU - Here comes the sun (Isolated tracks) - The Beatles
ムーグ シンセサイザーが一般化したのはエマーソン レイク & パーマーからかな? コンサートでステージ上にでかいシンセサイザーを持ち込んでパフォーマンスをした最初かもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=XXcwymuO_Vg

昔々、ムーグ シンセサイザーで未来の音を聞かせてもらっているような気分にさせられましたが、今となってはとても懐かし音だったりします。半世紀以上前のお話です。それにしても、もう亡くなってしまった人達ばかりだなぁ。

Miles in France 1963 & 1964 など

11月8日発売の今度のマイルスのブートレグシリーズは Miles in France 1963 & 1964 だそうで楽しみです。音源はモノラルかな? ステレオ音源のもあると嬉しいのだけれど。サックスはウエインショーターに交代する前、ジョージコールマンのものもあるようだけれど、ジョージコールマンのサックスも決して悪くはないし、この時期の未発表音源がまとめて公式に発表されるのはファンとしては嬉しいことです。詳しくは下記のサイトで。
https://amass.jp/178979/
上のサイトでは My funny valentine など数曲が紹介されています。

ジャズの話題で雑誌「レコードコレクターズ(11月号)」の特集はブルーノート ベスト100で、1位がエリックドルフィの Out to lunch!だったのは少し意外でした。1位以外の順位が気になる方は本屋で雑誌を見て下さい。昔、まだ中学生か高校生になったばかりだった頃、ブルーノートのレコードはアメリカの輸入盤を買うしかなくて、アメリカ輸入盤は日本の LP とは違ってレコードの内袋が白い紙袋で、独特の匂いがあった記憶があります。当時、これがアメリカの匂いなのかなーんて思ったものでした。日本の LP 盤よりも重くてレコード盤の溝も深かったように覚えてますが、さて実際はどうだったのかな?

「今聴きたいECMのアルバム45選」という記事もあってこれも意外なアルバムが選ばれていました。知らないアルバムが結構あったので今後まとめて聴いてみようと思います。ECM から発売されたキーズ ジャレットのケルン コンサートは発売当時は確か2枚組の LP で、その2枚目は片面だけ溝が刻まれていた記憶があります。そういうレコードは初めてだったので印象に残っています。ちなみにこの特集でキースジャレットの作品は Spirits が入ってました。面白いアルバムではあるけれどこれがキース ジャレットの作品で選ばれているのも少し意外でした。

https://www.youtube.com/watch?v=zRekHkcS2X0&t=20s - Out to lunch! - Eric Dolphy

笑っているのっていいね。

次の日曜日は選挙、自民と公明が議席を減らしそうだけど、政権交代にはならないかな? どっちでもいいやってなことをいうととても真面目な人からは叱られそうだけど、ま、それもいいか。

今観ても志村けんさんのコントは面白いなぁー。ウクライナカンボジアの女性の反応も面白い。笑うのってとても健康にもよいそうで。現代のある種の宗教や医療にはこのコントみたいな場合が結構あったりしてねなーんてことをいうと、また叱られちゃいそう。でもこのコントは(意識的ではないにせよ)そういったものへの風刺ととれないこともないのかな、笑い飛ばしているけれどね。

https://www.youtube.com/watch?v=30WNQr7x0Q0
https://www.youtube.com/watch?v=_dL8Jj4bS6g

カンボジアといえばクメールというニルスペッターのアルバムを初めて聴いた時、ECM レーベルから発売されたアルバムにしては異色なタイプの音楽かなと思ったものです。個人的にわりと好きなアルバムです。全曲ではないけれど下記のところで聴けます。YouTube ではリミックス エディションしかみつかりませんでしたが。

https://www.youtube.com/watch?v=1vg_LXggEyc&list=PLPVRDXNmW8N0yr1jeZ5HBdQuZJ1kqY-IV

クメールというとまず思い出すのがカンボジアでジェノサイドを行った極左のクメール ルージュだったりします。キリング フィールドという映画にもなったっけ。ただ真面目で笑うことなんて完全に忘れてしまった狂信的な人達ってある意味怖いです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%82%B8%E3%82%A2%E5%A4%A7%E8%99%90%E6%AE%BA

本当だったらクメールという言葉からこんな悲惨な出来事ではなく、アンコールワットなどをまず思い浮かべたいものですが。

エリック ドルフィのことなど

前にもこのブログに載せた曲だったかもしれないけれど、こんなライヴへ行ってみたかったなーということで。エリック ドルフィのファイヴ スポットのライヴから Bee vamp。
https://www.youtube.com/watch?v=XOmyDiPyaog - Bee vamp - Eric Dolphy
エリック ドルフィのサックスもブッカー リトルのトランペットもマル ウォルドロンのピアノ(特に後半)もカッコイイ演奏です。アラビア風か? なーんて思ったりして。レコードジャケットの写真が演奏場所の雰囲気をよく伝えてい(るような気がし)ます。
アルバムの Vol.1, Vol2. の全曲聴きたい場合は下記↓のサイトで。
https://www.youtube.com/watch?v=hLDdZQlaXpY&t=243s - Eric Dolphy at the Five spot Vol.1
https://www.youtube.com/watch?v=Z17dS_xMQMY - Eric Dolphy at the Five spot Vol.2
最初の曲を演奏する前に聞える笑い声がいいなー。大きな会場でのライヴもよいけれど、ジャズはジャズクラブみたいな小さめの会場でのライヴだと楽器の生々しい音が聴けて最高だろうと思います。1960年代だったらタバコの煙に混ざって他の何やら怪しげな煙の匂いも漂うライヴハウスだったのかも。(いい加減なこと書いてます)少し酔ってこういったライヴハウスでこんな演奏が聴けたらもう最高なんけれどなぁ。

マル ウォルドロンといえば Left alone が有名で、夜中にひとりでこの曲を聴いていると(悪い意味でなく)孤独感を感じさせますねぇ。エリック ドルフィもフルートでこの曲を演奏してましたっけ。
https://www.youtube.com/watch?v=xUoQCaCeevM - Left alone - Mal Waldron 
https://www.youtube.com/watch?v=S1JIcn5W_9o - Left alone - Eric Dolphy
エリック ドルフィがインド風のパーッカッションをバックにフルートを演奏している曲があって、これ、結構好きでよく聴いたものでした。
https://www.youtube.com/watch?v=W7D8c5yim6o - Eric Dolphy - Improvisations and Tukras(traditional)
彼は36才で病死しましたが、死後に多くのアルバムが発売されました。長生きすればもっともっと活躍して素晴らしい音楽を残してくれただろうと思うと残念なことです。

HD 620S と プログレ

ついでという訳ではないけれど、またゼンハイザーのヘッドフォン HD 620S を買ってみました。僕としてはゼンハイザーでは初めての密閉型です。同じ密閉型で評判のよい TAGO STDIO の T3 -01 よりも元気いっぱいで聴いていて楽しいヘッドフォンです。といってもゼンハイザー独特の優し高音は耳に心地よいです。開放型のような広がりは感じにくいけれど、よくいえば音の密度が濃いともいえます。密閉型で愛用しているオーディオテクニカの ATH WP900 にゼンハイザーの独特の優しさを加えたような音とでもいうか。密閉型モニターヘッドフォンでいえばヤマハの MT8 よりは オーディオテクニカの M50x に近い音質かな、ソニーの M1ST 同様にトランスデューサー(小さなスピーカー)に角度をつけて取り付けられていますが M1STとは全くカラーの違う音色と音場です。付け心地は結構締め付けが強いけれど、しばらく付けていると慣れてきてあまり気にならないかな。ゼンハイザーのヘッドフォンは一般的にインピーダンスが高く、このヘッドフォンも例外ではなくてきちんと鳴らすにはヘッドフォンアンプがあった方がよさそうです。それにしても、ここのところ異常に?ヘッドフォンが増えてしまったのでしばらくは買うのをやめておこうっと。

またプログレの話題ですが、当時イエスというバンドもよく聴いてました。Close to the Edge あたりからピンク フロイドなどと同様に大作主義?になって LP レコードだった時代、片面に1曲(組曲)、もう片面に数曲入っているのが普通でしたっけ。レコードジャケットも凝っていて、イエスはロジャーディーン、ピンクフロイドヒプノシスのデザインでレコード ジャケットで見ているだけでも結構楽しかった。Atom Heart Mother は「原子心母」Close to the Edge は「危機」なんて邦題がついているのが一般的だったけれど、ピンクフロイドの Meddle の邦題が「おせっかい」で、アルバムの雰囲気からすると「おせっかい」というよりは「干渉」といった感じじゃないのか? と当時思ったものでした。
https://www.youtube.com/watch?v=XpPB_knI0tQ - Close to the Edge - YES
https://www.youtube.com/watch?v=LMOMIlFNDbc - Meddle - Pink Floyd