Hatibei's music blog

以前は写真ブログでしたが、最近はもっぱら音楽の話題です。

死ぬのがいいわ と Doom and gloom

藤井風さんというアーティストが世界的に人気が出てきているとのことなので聴いてみました。誰と darling で押韻? してしまうあたりのセンス、面白いです。このような彼の言葉選びのセンスはこれまでになかったような気がするなぁ、といっても J pop のことはよく知らないんですけど。でも海外の日本語の分からない人達に言葉選びのうんたらかんたらはよく分からないだろうし、世界的な人気はこの曲の魅力そのものにあるのかなぁ? それにしても『死ぬのがいいわ』というタイトル、何ともストレートでねぇ。
https://www.youtube.com/watch?v=QaQtXjDG3ik - 藤井 風 - "死ぬのがいいわ"
https://www.youtube.com/watch?v=lRVJuPI5IXI - 藤井 風 - "死ぬのがいいわ" Live at 日本武道館 (2020)
ライヴ映像を観るとピアノも上手いんですね、この方。サブスクで彼のアルバムを片っ端に聴いてみよーかな。どんな理由にせよ「死ぬのがいいわ」ってなことを誰かに言われたら最近の心境としては「それもいいかもね」といった感じになりそう。何やら世の中はイヤーな方向に流れているような気がするし、将来に関しては相当に悲観的だったりします。我が日本国の将来もホント、ダメっぽいし。悲観的といえばまたローリングストーンズですがこんな歌がありましたっけ。
https://www.youtube.com/watch?v=1DWiB7ZuLvI - Doom and gloom - The Rolling Stones

ま、人生はいつか覚める夢のようなもの。よい夢であっても悪い夢であっても夢は夢、人生が夢と同じようなものなら僕はもう随分と長い間夢を見てきたような気がするし、そろそろ覚めてみるのも悪くないかなー。仏教の悟りってもしかすると生きるということは夢のようなものだと気づき、そんな夢の中で煩悩によって起こる執着など無意味だと見極めて、そういったものから生じる様々な苦悩から自己を解き放つことかもしれないし。個人的には核戦争で世界中で人々が殺されるなんて悪夢を見させられるよりは「死ぬのがいいわ」かもしれないとこの頃よく思います。とはいっも気を取り直して元気を出してまだ生き続けるとしますか、金ならありあまっていることだし・・・、ってウソです。